MaMa'sは無駄遣いをしない、後悔しない、楽しくて賢い、高松の住まいのつくり手です。

換気性能 実は大切な換気

2019/04/30

あなたのお住まいに24時間換気システムは設置してありますか?
2003年71日の建築基準法の改正により、新築住宅には24時間換気システムを設置することが義務付けられています。
これは住宅の密閉度が以前より高くなった結果、建材などに含まれる化学物質(ホルムアルデヒド等)が揮発し、吐き気、頭痛、眼・鼻・のどの痛み等の症状が出やすくなることへの対策です。
しかし、この24時間換気システムの方法次第では、暮らしに大きく影響を及ぼす可能性もあるので注意が必要です。


24
時間換気システム・ワンポイントガイド
例えば「冬の時期になぜかエアコンの利きが悪く何となく寒さを感じて調べてみたら、壁の吸気口から冷たい空気が流れ込んでいた。」とか、「玄関ドアを開くとき重く感じるときとそうでないときがある」など、24時間換気が原因の場合も多いものです。
一般的には「自然吸気+機械排気」という方法を取りますので、住まいのどこかに換気扇を設置し、リビングやダイニング、寝室といった部屋に設置した吸気口から外気を取り入れます。
そのまま取り入れられた外気は、冬は冷たく夏はあったかい状態で部屋に入ってきます。それがエアコンの利きを悪くする原因となります。そこで、エアコンの利きを良くしようとこの吸気口を閉じてしまうと、住まいの空気を排気するだけになってしまうので、玄関ドアなど外気に接するドアや窓の開閉が重くなってしまうのです。だからといって24時間換気を止めてしまっては、化学物質を排気するという当初の役割がなくなってしまいます。



住まいの換気性能は、臭い、湿気、化学物質など住まいの空気を良くするために重要な性能のひとつです。気になる方は一度ご相談くださいませ。



最近の投稿

アーカイブ

ページのトップへ戻る